更年期障害

更年期障害は、今までは女性ホルモンの多い状態でバランスがとれていたが、40代頃からそのバランスが崩れ、女性ホルモンが減ってきている身体がその環境についていけず様々な障害が起きる状態のことです。 それを過ぎると、女性ホルモンが少ない状態でバランスが取れてくるのです。

このバランスが崩れて現れる障害を更年期障害といいます。女性ホルモンは卵巣で合成されるが、その機能が衰えるため、そのホルモンの量の変化と身体がうまく適応できなくなります。

人それぞれ症状が違いますが、症状が現れない方もおられます。


更年期障害の症状

のぼせ、発汗、冷え性、動悸や息切れ、めまい、不眠、精神的症状(気分が落ち込む抑うつ、イライラなど)、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、性交痛など

更年期障害の治療法

【症状が軽い場合】
栄養バランスのとれた食事をする、適度の運動を心がける、過労やストレスを避けるなど日常生活に注意することで症状が軽減します。

【症状が重い場合】
仕事や日常生活に支障が出るようなら治療が必要。
薬物療法(向精神薬、自律神経調整薬、漢方)、ホルモン補充療法、カウンセリングなど様々な方法があります。

【民間療法】
ベニバナの乾燥花弁を一日、3〜5gを煎じ、3回に分けて飲む。 飲むときに温めるのがよい。希少なトナカイの袋角、高麗人参、ニンニクも利用される。

自律神経失調

女性ホルモンの量と連動している性腺刺激ホルモンの分泌が乱れ、自律神経の働きも悪くなります。

自律神経は体内や外界の変化やストレスなどと折り合いをつける働きをしているので、更年期障害では主に自律神経の失調により、めまい、耳鳴り、冷え、のぼせ、頭痛、頭重感、肩こり、しびれ、イライラ、憂鬱、不安などの不定愁訴が多くなります。

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